こんにちは。代表の斎藤です。
「世界を視野に入れる清泉女学校の教育」と題し、
4回のシリーズで、神奈川県大船(鎌倉)にある清泉女学院中学高等学校についてご紹介いたします。
スペインの修道院たちにより、清泉女学院は戦後間もない、1947年横須賀に開校しました。
「知識が知恵に変わる喜びを知る」というモットーに、開校以来、実験を中心にした理科教育にみられるように、清泉の教育はリベラルアーツに力を注いできたようです。
清泉が力を入れてきたリベラルアーツ教育。
その1つに本シリーズでご紹介する「グローバル教育」があります。
FLIP
第1回目の今日は、グローバル教育の一端である、
「FLIP」
です。えっ!?フリップ??何ですかそれ?
よくニュースで使われるフリップボードか何か?グローバル教育と関係が??
いえいえ。ご安心ください。
Foreign Language Interactive Program (多言語学習プログラム)
略してFLIPです。
中学2年生以降、希望者は中国語、スペイン語を学ぶことができます。
いわゆる第2外国語を早期の段階で学ぶことができるのです。
しかも、Interactiveとプログラムの名前にあるように、「対話」が活動のメインとなります。
大学でやるような、ただただ座学にて第2外国語を学ぶのではなく、
スカイプによるネイティブとの英会話、
世界を視野に入れる教育理念があるからこそのプログラムではないでしょうか。
しかも、注目したいのは、学習可能言語です。
世界で話されている言語ベスト5に入る中国語とスペイン語です。加えて通常の学習で英語をやっているので、ベスト5の内、2つを学ぶことは、世界で活躍する人間にとってどれくらい力強いアドバンテージでしょうか。
今後フランス語などが増えてくるかどうかが気になるところです。
このように、グローバルな視点をもつためには言語の習得が必要だということはよくわかります。
では、国内に留まって言語を学習するだけなのでしょうか。
そんなことは、ありません。
次回は、「ベトナムスタディツアー」を中心にご紹介していきます。
清泉女学校の入試情報、その他の情報についてはこちらこから。
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