こんにちは。相変わらずエンタメ大好き高橋です。
2023年に私がどハマりしたアニメ第2位!
(気になる1位は呪術廻戦 https://tkm-llc.jp/2023/11/20/animereview/)
ブログ執筆時の2024年1月はアニメの第2クールも放映中です。
何がそんなにハマったのかというところですが、一言で表すと
バトルファンタジーのようでいて、
非常にお話が作り込まれており、
文学作品を読んでいるかのように
心を強く打たれるところです。
私は毎週感動させられています。毎週ちょっと泣いてますw
タイトルにも書きましたがこの作品、じっくりと味わえば現代文(小説)の読解問題にも強くなれます。
その理由等についても触れていきますね。
この作品に限らず、
アニメや漫画もじっくりと読み解いていけば国語の力はついていきますけどね。
というのが私の持論です。共感してくださる方もいらっしゃるはず!
あらすじ
“「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中、山田鐘人(作)とアベツカサ(画)による漫画『葬送のフリーレン』。
勇者とそのパーティによって魔王が倒された“その後”の世界を舞台に、
勇者と共に魔王を打倒した千年以上生きる魔法使い・フリーレンと、彼女が新たに出会う人々の旅路が描かれていく。
“魔王討伐後”という斬新な時系列で展開する胸に刺さるドラマやセリフ、
魔法や剣による戦い、思わず笑ってしまうユーモアなど、
キャラクターたちが織り成す物語で、多くの読者を獲得。
コミックスは既刊12巻ですでに累計部数1700万部を突破し、そして2021年には「マンガ大賞2021」大賞、
「第25回手塚治虫文化賞」の新生賞を受賞するなど、漫画ファンの間で旋風を起こしている。”
(公式HPより引用: https://frieren-anime.jp )
小説の読解問題に強くなる方法
まずタイトルの回収を。
最初になぜこの作品が小説読解に良いのか(と私が考えるのか)ということから説明しますと、
登場人物たちの心の動きをよく捉えているからです。
直接セリフにすることはもちろん、
言葉にせずともキャラクターの行動や態度によく表れています。
こうしたところから登場人物の気持ちを読み取るのは、読解問題そのものですよね。
そしてその手法ですが、
・登場人物の気持ちを自分なりに色々と考えてみること
・感想を周りの人と共有すること
この2つを実践してもらうと良いと思います。
周りの人というのはネット上の相手でもいいですし、
ネット上の感想交流している様子を見る(読む)のでも良いです。
自分にはない様々な考え方や視点を知ることで、思考力も育っていきます。
もちろん、アニメや漫画よりも実際に小説を読んだ方が良いでしょうし、読解問題を実際に解いて学んだ方が成績を上げるには早いでしょう。
しかし、つまらないと思って問題を解くよりも、おもしろいと感じてアニメや漫画にハマる方が、より多くの学びを得られたりするものです。
そしてもちろんそれは今回ご紹介した『葬送のフリーレン』に限った話ではありません。
好奇心からくる学習が絶大な効果を発揮するのはもはや説明不要でしょう。
感想・学び気づき・アクション
・人に勇気を与える言葉を毎日発する
・毎日寝る前に過去の自分の日記を読み返す
・生徒の問題行動があった時など、その人の目的と過去をしっかりと考え日記にまとめる
・相手の気持ちをよく考える
作中、勇者ヒンメルが魔王を討伐する旅路の途中、かつてフリーレンにかけた言葉の数々が回想としてたくさん出てきます。
その勇者ヒンメルの言葉に非常に勇気をもらえるのです。
勇者とは、勇気がある人のことを指すのでなく、周りに勇気を与えられる人のことを形容するのだなとつくづく思います。
そして過去の振り返りについてですが・・・
私の人生を変えた本の5本の指には入る本で、『さあ、才能に目覚めよう』という書籍があります。
人間の弱点を表す言葉はたくさんあるのに、強みを表す語彙は少なく、本書の診断によって34の強みの中からその人の上位の5つが必ず出てくるというものです。
本当に良書ですのでこちらもいつかレビューしますね。
そして、その34の強みのひとつに「原点思考」というものがあります。
過去を振り返ることで、不安定な現在を理解することができるという特性です。
対人関係においては、相手の過去を理解し、より一層よきパートナーシップを築くことができます。
私はこの強みについて読んだ際に、過去よりも未来に目を向けたほうが良いのではないか?と思ったものです。
私が人の気持ちを理解するのが苦手なのも少し納得がいきます(苦笑)
国語の現代文において、解くのも指導するのも小説より論説文の方が得意な私ですが、
これも関係があるのだと思います。
前述しましたが、この作品では魔王討伐前の過去のシーンがたくさんでてきます。
そのドラマの一つひとつが、主人公のフリーレンを強くしたのだなと納得できるのです。
過去の振り返りがいかに大事かということも気づかせてくれます。
まとめ
やることが多い現代社会の中で、大人も子どもも過去を振り返る余裕がなく日々を送ってしまっているのではないでしょうか。
私も、ここ5年以上は日記をつけていますが、忙しさについ後回しになってしまうこともあります。
心を亡くすと書いて忙しいとはよく言ったものですが、そんな時にゆっくりと時間をとり、心を落ち着けるように努めたいものです。
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