こんにちは。帰国生代表の斎藤です。
「帰国生にとっての聖学院の魅力」と題し、
4回のシリーズで東京駒込にある聖学院中学校高等学校についてご紹介いたします。
帰国生の受け入れをはじめて15年。
帰国生入試の先駆けと言っても過言ではない実績をもつ聖学院ですが、
帰国生にとってどのような魅力があるのでしょうか。
第1回目の今日は、、、
「帰国生の英語レベルに合わせたクラス分け」
です。
「帰国生」はみんな英語を話せるのか
日本国内で「帰国生」というと、「英語がペラペラな子」というイメージをもつ人が多くいます。
もちろん、
現地のインターナショナルスクールに通い、英語で話す友だちがいて…
などの経験をもっている子については
「ペラペラ」というイメージで間違っていないかもしれません。
けれども、いかがでしょうか。
全ての「帰国生」が欧米文化圏に滞在していたのでしょうか。
全ての「帰国生」がインターナショナルスクールへ通い、
英語が「ペラペラ」になっているのでしょうか。
そんなことはありません。
表1をご覧ください。
海外で学ぶ日本人の児童生徒数の割合は、
北米と欧州を足して約50%。
ということは、他が50%。
アジアだけにしぼってみると全体の40%を占めます。
このことからだけでも、
「帰国生」=英語が話せる人とひとくくりにすることの無理さがわかります。
それに加えて、全員が全員、インターナショナルスクールに行っているわけではありません。
もちろん、インターナショナルスクールに行っているからと言って、英語がペラペラだというわけでもないのです。
だらだらと書いてしまいましたが、
要するに「帰国生」にも色々な英語レベルがありますよね。
ということです。
そこで聖学院ですよ!
聖学院にはそれぞれのレベルに対応する3つの英語コースがあります。
SSコース
こちらは、英語経験豊富な生徒で構成されたコースです。
ネイティブスピーカーが完全英語で行う
「Language Arts」でSpeaking, Hearingの能力を高めるとともに、
日本人教員による「Academic Writing」を並行させることにより、
正しい文法を使いこなすことができる人材を育てます。
経験者コース
ネイティブスピーカーと日本人教員のTeam Teachingにより展開される
半分英語、半分日本語
の授業です。
英検3級~準2級レベルの生徒が対象となり、
基礎的な内容を疎かにすることなく確かな英語力を身に着けます。
一般コース
日本のカリキュラムに沿い、
1から始まるじっくり学ぶことができるコースです。
習ったことはあるけれども、自信がない。
音声はわかるけれど、文法や単語の綴りがわからない。
そんな不安を解消して一歩一歩進んでいきます。
いかがでしょうか。「帰国子女だから」でひとくくりにせず、それぞれのレベルに合わせた学習コース。
聖学院の面倒見の良さが伝わってきます。
より一層、他のサポート体制についても気になってきますね。次回は、「成績の配慮」についてのサポート体制をご紹介いたします。お楽しみに。
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